そもそも、UI/UXって結局なに?(超やさしい版)
UI:ユーザーインターフェースのこと。Webやアプリの画面の見た目と操作方法。ボタン、文字、色、並べ方。
UX:ユーザーエクスペリエンスのこと。アプリを使う前から後までの体験の全体。「迷わない」「早く終わる」「また使いたい」それがゴール。
美術で言うと、UIは「線や面の置き方」、UXは「作品を見る人の体験」です。それらをデザインする職種がUI/UXデザイナー。
募集している会社によって求めている役割も異なりますが、まだまだ新しい職種のため、これから経験を積めるチャンスもあります。
例えばこんな感じの仕事のイメージ
がっつりデザインスキルがなくても、UI/UXデザイナーを未経験で応募することは可能です。
1.身近なアプリの「不便」を1つ見つける
例:フードデリバリーアプリの住所入力が長い/電車アプリの乗り換えがわかりにくい。
→「どこで止まる?」「なぜ?」困ったところをメモ(スクショでもOK)。
2.紙→Figmaで小さく作る
- 紙にサイトやアプリの画面ラフをスケッチする(四角と矢印だけでOK)。
- Figmaなどのツールで1画面〜3画面だけ作る(全部は作らない)。
- 文字は「見出し>説明>ボタン」の順で大きさを変える。色はメイン1色+グレーで十分(カラフルにしすぎない)。
3.2〜3人に見せて直す
- 友だちに「この画面で何をすればいいと思う?」と聞く。
- 話さず、指を見て迷った場所に★マーク。
- 迷いが出た箇所だけ直す。これで試作→テスト→修正の流れが1セット完成です。

ポートフォリオは「自由研究のレポート」だと思えばOK
難しい作品集を用意するのではなく、観察→やってみた→どう変わった→次にやることをまとめましょう。
ビフォー/アフターを並べる
- Before:現状のスクショ(どこが困る?を赤丸で)
- After:あなたの画面(改善のねらいを3行)
- 1ページにつき、1つの改善点について説明。画像を大きく、文字は短く。
困りごと(例:住所入力で離脱)をどう直す(入力を2段階に分け、郵便番号で自動補完)と、どうなるか(離脱が減るはず)。
職務経歴書・面接で聞かれるのはこの3点
- 課題の見つけ方:どうやって不便に気づいた?
- 理由のあるデザイン:なぜその配置・色・言葉?
- 直し続ける姿勢:テストして、どう修正した?
作品の美しさより、考え方の筋道が評価されます。
求人票の読み方(未経験でもチャンスがあるか)
- 「ポテンシャル歓迎」「アシスタント可」「Figma歓迎」 ⇒ 応募対象。
- 「要件定義できる人」「デザインシステム運用」 ⇒ 経験者寄りだが、補助で入れる場合あり。
- 業務内容 ⇒ 「ユーザーテスト」「プロトタイピング」がある会社は学びが早い。
よくあるつまずきと対処
- 全部の画面を作ろうとして進まない ⇒ まずは重要な画面に絞って。
- 色で迷う ⇒ メイン1色+グレー。アクセントは1色まで。
- 文字が多い ⇒ 見出し7語以内。説明は2文まで。
- テスト相手がいない ⇒ 最初は友だち2人+家族1人で十分。
- 「実務がない」と不安 ⇒ 小さな改善×2案件でトライ。まずは考えた過程を見せていく。

よくある質問
Q1:コードが書けなくても大丈夫?
A:大丈夫です。最初はFigmaで十分。開発との連携は入社後に少しずつ学べます。
Q2:課題は実在アプリでもいい?
A:OKです。商用素材は転載ルールに注意。スクショに引用の一言を添えると丁寧です。
Q3:どの分野が未経験に入りやすい?
A:BtoCのモバイルサイトやアプリのUIや、Webのフォーム改善など、画面のわかりやすさが直結する領域は入り口になりやすいです。
Q4:美大での勉強、経験は活かせる?
A:はい。レイアウト、色、文字の整理は強み。理由を言語化できると一気に武器になります。
最後に
UI/UXデザイナーとは「きれいに作る」仕事というよりも、使う人が迷わないように直し続ける仕事です。
小さく作る→人に見せる→直す——このループを2案件分作れたら、もう応募できる準備は整っています。

